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  移りゆく季節のなかで、亡き義母の思いは我が家の庭にひたすら、今も季節の喜びを知らせてくれます。
咲きつづける季節の花々をご覧下さい。
義母は40年以上盆栽を作り、草花を愛でてきました。義母にとって盆栽は生涯で一番の楽しみでした。
 しかし、アルツハイマーという病にかかり、記憶がなくなり、好きだった 草花を愛でる事が出来なくな
りました。私は、残された盆栽の一部を庭に移植し義母の草花を引き継いで育てています。
 義母の人生を重ねた草花を受けつぐことに、私はある種の喜びを感じています。
それは、義母の思いを託された気がするからです。
すしでも多くの方々にこれらの花々を見ていただきたく、ここに掲載する事にしました。
花の世話をしながら、義母との思い出を季節の彩に重ね、生命の豊かさを庭の花々から教えられる日々を
私は過ごしています。  2005年12月11日義母は逝去しました。
「私の四季」を訪れていただいた皆様御礼申し上げます。ありがとうございました。
 引き続き私の四季をご覧ください。


 

             
   (2025.1.18の我が家の花々
  東金は比較的暖かいのですが、1月2日に体調を崩しました。寒さからといえましょう。   庭もめっきり冬の景色です。それでも寒菊が冬の日差しを浴びて咲いています。   屋内ではパピオペディーラムが去年から咲き続け色鮮やかです。カロンコエも室内で咲きだしました。
  いよいよ新しい年が始まりました。
  季節に渡されるバトンを待っているように庭の花たちはひっそりとしています。   それでも雀がエサ台に来たり、紅梅やミモザが蕾を持っていて静かな冬景色に優しい息吹を   感じさせてくれています。

















            

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